最後の竹田城主赤松広秀の供養塔と館跡がある
竹田城ふもとの城下町にある法樹寺には、最後の竹田城主・赤松広秀の供養塔と館跡がります。
ここは一般観光客も訪れることができますので、竹田城とゆかりの深い場所をチェックしてみましょう。
↑境内の奥の墓地を登っていくと、かつての竹田城主の居館跡があります。
竹田城主はお城で寝泊まり、生活をしていたと思う方が多いと思いますが、そうではありません。
戦国時代の城主は、基本的に天守には住まず、天守とは別のところに住まい（居館）がありました。
これは竹田城だけではなく、岐阜城や名古屋城も同じです。
平地の城の場合、城にそのまま住んでいた【館城】というものもありますが、竹田城の場合も天守以外の場所に館を構えていました。
それがココです。
↑現在では建物はなく、石が点在しています。
礎石でしょうか？それとも石垣でしょうか？
かつてはどんな建物が建っていたのでしょうね。
↑また居館跡の石垣のふもとには、最後の竹田城主・赤松広秀の供養塔があります。
お墓とも。
赤松家は竹田城がある但馬国のお隣、播磨国に勢力を持っていた豪族で、戦国時代に羽柴秀吉率いる織田に従いました。
信長の史死後は秀吉に従い、２万２千石で竹田城主に。
しかし関ヶ原合戦後は西軍となり、戦後、挽回果たせず家康から切腹させられてしまいます。
その後、竹田城は廃城となったわけです。
私の感想は、まず居館跡の石垣が竹田城とおなじ工法ということに感動しましたね。
お城築いたついでに居館の石垣も築いたとおもいますが、整列した石垣がまさに見事です。
また城主のお墓も城のふもとにあって、ここも忘れずに参拝したい場所だと思いました。
オススメのスポットです。
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