竹田城中の遺構はどうなっている?




竹田城中の遺構はどうなっている?

竹田城中の遺構はどうなっている?

 

いよいよ竹田城内をレポします。

 

まず見学ル−トですが、現在、竹田城の見学ル−トは一方通行になっています。

 

北千畳の南側から入り、三の丸、本丸を抜け、南千畳から出るというかたちです。

 

 

 

さて、竹田城といえば、見事な石垣群が特徴です。

 

これらの石垣のほとんどは400年以上前から現在に続くものなんですね。

 

また縄張り(お城の範囲)も三方向に曲輪(くるわ)という平地が伸びていますね。

 

この平地に兵を駐屯させたり、倉庫や櫓みたいなものがあり敵に備えていたりしました。

 

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?
↑石垣の斜めになっている部分、勾配(こうばい)ですが、これは地震の揺れのショックを吸収する仕組みになっています。

 

実用性も高く見た目もキレイですね。

 

この石垣を築いたのは戦国時代に活躍した穴太衆(あのうしゅう)という石垣を組む専門集団です。

 

竹田城のほかにも滋賀県の安土城の石垣などを手掛けています。

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?
↑私が竹田城に行った2013年秋には本丸と花屋敷が立ち入り禁止区域になっていました。

 

改修工事後に入ることができるようになりますが、立ち入り禁止区域が安全面に問題がありますので
立ち入らないようにしましょう。

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?
↑井戸跡です。

 

井戸は籠城の時に必要なものですね。

 

人間は食べるもの(例えば米)は無くても水さえあれば数週間生き延びるといいますが、逆に米があっても
水が無ければ数日しか生きることができないとか。

 

なので水の確保は重要でした。

 

よく見ると周囲に石が組んであり、見事な残り具合です。

 

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?
↑また城内には何カ所かにAEDが備え付けてあります。

 

AEDとは、イキナリ心臓が止まって倒れてしまった人の心臓のリズムを、電気ショックで再び正しいリズムに戻し、蘇生するための治療機器です。

 

必要に応じて使いたいですね。

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?

 

↑竹田城の眼下に広がる風景。

 

かつての城下でしょうか。

 

建物は戦国時代とは違いますが、周辺の地形などはあまり変わっていないはず。

 

城主もこうやって眼下に広がる景色を眺めたのでしょう。

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?

 

↑南千畳の大手の写真。

 

大手とは城の玄関口、つまり正面の入口です。

 

ちなみに裏手の入口を搦手(からめて)といいます。

 

現在の見学ル−トでは出口ですが、かつてはここが竹田城の正面入り口でした。

 

見事な石垣ですね。

 

 

 

 

竹田城中の遺構はどうなっている?

 

↑私の感想ですが、やはり竹田城の石垣は見ごたえがありますね。

 

さすが日本のマチュピチュといわれるだけはあります。

 

これだけの石垣が数百年残っていること自体、非常に貴重なものだと思います。

 

かつて石垣を築いた穴太衆の技術の高さがわかりますね!

 

 

 

 

また竹田城内には建物は一切残っていませんが、別に建物は無くても石垣、そして遺構などがこれだけ多く残っているのでお城を堪能することができました。

 

そして多くの観光客もいましたが、立ち入り禁止区域に入っている人、また喫煙している人もおらず、マナ−な比較的良かったと思います。

 

ブ−ムが落ち着いた時にまた訪れたいと思った竹田城でした。

 

 

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